日本取引所グループで、J-Quants API という取り組みがスタートしました。
個人投資家に向けて、投資情報を API で入手できるようにする取り組みで、4/18 から Early access が始まりました。
アクセスキーをNFTで配布
この Early access は、事前に応募した人から抽選で当たった人だけが参加できるのですが、当たった人には Early access へのアクセスキーが NFT として配布されます。
私がもらった NFT は、https://opensea.io/assets/matic/0x929da6bb317a268e6953c2ea0ae4fad9f0ae11a0/121 です。シリアルナンバー #121 ですね。
https://opensea.io/collection/j-quantsnft-accesskey を見ると、発行された NFT が全部見れます。シリアルナンバーが #1〜#30 と #100〜#139 に分断されていて、#30 は Early access 開始前の 4/14 に発行されていて、#100 以降は 4/18 発行なので、#1〜#30 は JPX 内部の方がお持ちなんじゃないかな、と思いました。レア物ですね。
現時点では #139 まで発行されてますが、当選した人が登録したときに mint されるとのことと、当選者は1名 invite できるとのことで、まだ invite も終わっていないと思うので、まだ増えるでしょう。100名くらいになるんでしょうか。
Early access 終了後は NFT はアクセスキーとしての役割は終え、記念品(?) として残るそうです。おもしろい。
API 試してみた
NFT を使って J-Quants API のページにログインすると、アクセスキーを取得できます。24時間しか有効期間が無いし、自動更新できないんですが、まぁ検証目的なのでしょうがないですね。
翌日決算発表予定を取得する API があったので、Python で叩いてみました。
結果:import requestsimport jsonimport accesskeyheaders = {'Authorization': 'Bearer {}'.format(accesskey.ACCESS_KEY)}r = requests.get("https://api.jpx-jquants.com/v1/fins/announcement", headers=headers)data = r.json()print(json.dumps(data, indent=4, ensure_ascii=False))
SectorName, FiscalQuater (Quarter のことかな? 報告しておこう), Section が日本語なのはちょっとつらい気もしますが、それでも API で取れるのはいいですね。いろんな自動化の夢が拡がります。{"Code": "24110","Date": "20220415","CompanyName": "ゲンダイエージェンシー","FiscalYear": "3月31日","SectorName": "情報・通信業","FiscalQuater": "本決算","Section": "スタンダード"}
6月からはβ版利用者が一般募集になるとのことなので、それまでアーリーアダプタを謳歌しようと思います。